ガル仙台青葉の離婚相談室
離婚の準備
配偶者に浮気の兆候があり、配偶者とケンカ→勢いあまって離婚。
その後、調停で配偶者と親権で争うことになるというケースがあります。
残念ながら、勢いあまって離婚をした後では話し合いがうまく進展しない要素が強くなってきます。離婚した時点で他人の関係になる事を理解されていない方が多いです。後悔しない離婚ためにも事前に基礎知識、どうしたら有利に話合いができるかなどを準備しておく必要があります。浮気調査を申し込まれる全ての方が離婚を考えているのではなく、いざ離婚となった場合に有利に話合いをするための事前の準備と言えます。
そこまでする必要はあるのかとお考えの方もおられると思いますが、実際相手が浮気をしていた場合、離婚間際になると浮気を止めてしまう。一時的に会わなくなってしまう可能性も多く、浮気調査を行っても「接触せず」といった結果になりかねません。相手は離婚した後、堂々と浮気相手と付き合うつもりなのです。
過去の浮気関係を証明してほしいという相談を受けることがありますが、既に接触を確認できない状態では不貞の証拠は得られないのです。過去の浮気の調査は出来ないのです。もし現在、相手が浮気をしているのであれば浮気調査を行うのは今しかないのです。1ヶ月程度の調査期間で別れてしまった浮気も過去にあり、夫婦間がギクシャクし始め、離婚を決意したのは相手の浮気でも、あとから「今は配偶者が浮気をしていないけど自分としては離婚をしたい。」といった内容ではお手伝いができない事があるのです。
「相手は浮気をしている。もしかしたら1年後、離婚をするかもしれない。」といった内容であればあなたはかなり準備が整っているといえます。ただ確信なく浮気調査をするかどうかは現状をよく見てから決定したらよいといえます。
また上記のようなケースでは、すぐ離婚をするのではなく離婚をする前に短期間の別居という形で距離をとってみるのも良いと思います。別居が長期間(3年~5年程度)になると婚姻関係の破綻と取られますので、あくまで短期間がポイントといえます。また、離婚してからの訴えに関してはかなり不利になってくる可能性があります。相手側も「もう既に終わったこと。」「一緒に住んでいない方への養育費などの支払いをしたくない。」というのが本音ではないでしょうか。浮気調査は専門である探偵に依頼し、「証拠収集は隠密に」「お金のことはきちんと離婚時に」が鉄則といえます。
- 財産
結婚期間中に築いた財産(共有財産の確認)不動産、車
- 親権
どちらが親権をとるか、養育費はどうするかなど
- 慰謝料
浮気などをしている場合の慰謝料の請求
- 姓
旧姓に戻すかどうか、戸籍の問題など
親権・養育費・財産分与・慰謝料などを離婚協議書で文章として残しておきましょう!