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探偵歴25年の現役探偵が教える、探偵社の正しい選び方
探偵を選ぶ時には、当たり前ですがより良い探偵事務所を選びたいです。そこで、探偵歴25年の現役探偵が本当に正しい探偵の選び方をお教えします。
①探偵事務所を訪問する事 まずはあなたが依頼する探偵事務所をリストアップ(目ぼし)したら、実際にその探偵事務所を訪問してみましょう!絶対に探偵事務所と打ち合わせする時に、自宅や外での打ち合わせはNGです。ホームページに書かれている探偵事務所の事務所に行ってみたら、「レンタルルームだった」「1Kのアパートだった」「駐車場だった(笑)」「普通の一軒家だった」なんて事も多くあります。探偵事務所を正しく選びたいのなら、探偵事務所を訪問します。それだけで、どの程度の探偵事務所なのかわかります。現代はネット広告が多いです。ホームページでは全国ネットと書かれていても、本当に日々探偵業で実績があるのか?探偵事務所をみればわかります!
②重要事項説明書・利用目的確認書・見積書・契約書が出せない探偵は違法です!先日、あるご依頼者が「他の探偵社に依頼したのですが、5万円の領収書だけ渡されて、契約書が無かったんです。でも、探偵に依頼するのが初めてだったので、契約書が無くてもわからなかったです。」と言われた依頼者さんがいました。現在の探偵は探偵業法のもとで活動をしています。契約書前書面(重要事項説明書)や利用目的確認書は必須です。ましてや契約書を交付しない探偵なんて悪徳業者以外の何者でもありません。口だけの人は信じちゃ駄目です!
③クチコミ評価5ばっかりや探偵比較サイトは信じるな。探偵比較サイトってありますよね。あれ、ハッキリ言って嘘です。探偵歴25年の現役探偵の私でさえ、どの探偵社がどんな実情なのか?わからないのが事実です。おそらくですが、探偵を管轄している公安委員会でさえ、正しい評価ができないと思います。「探偵比較サイト」は探偵社の自作自演か、探偵社からキックバックをもらう業者なのです。私もキックバックを要求された事もしばしばです。また、Googleクチコミオール5なんていうのも嘘ですね。3(普通)か4(良い)が無くて、オール5なんて無理。ましてや探偵業者へのクチコミってできないじゃないですか?「私の夫が浮気しました。探偵に依頼しました。」ってネットで言ってしまうものですよね。ここはGoogleさんに業界をしっかりと理解してもらって、やらせのクチコミははじくシステムにして欲しいですね。
④本当に探偵スタッフがいるのか?疑いましょう。時々当事務所にも他社の探偵からお願いが来ます。「現場での調査をお願いできませんか?」と。探偵業界には請負、孫請けなどがあります。ひどい所は探偵ブローカーをメインとして探偵スタッフがいない事務所もあります。また、自分他1名の2名体制で探偵を名乗っている業者も多いです。私は少なくとも4名の探偵スタッフがいないと、4日以上の現場は無理だと思っています。探偵業者には「従業員名簿」が備え付けられています。それを見て確認する時代ももうすぐだと思います。
⑤なんちゃって探偵や元探偵のいう事は信じるな。3年未満のなんちゃって探偵や元探偵のいう事はほとんどがあやふやです。私から言わせれば、「じゃ何故探偵やめたんですか?どの口がそう言えるんですか?」と普通に思いますよ。私共現役探偵は日々プロとして活動をしています。なんちゃって探偵(3年未満の見習い)や元探偵ほど、いい加減な評価はやめて欲しいですね。そもそも自分の名前も公開できない人の事は信じるに値しないと思います。
⑥調査料金表があるのか?これも大事なポイントです。調査料金を人の顔を見て出す業者もあるそうです。怖いですよね。毎日毎日探偵として仕事をしているのですから、調査料金表はあるべきですし、公表できなければいけません。
以上が、探偵歴25年の現役探偵が解説する「正しい探偵の選び方」になります。この文章は、探偵業界がよりよく健全であるように書きました。